アマサギ
Cattle Egret / Kuhreiher, Daintree, 09.2008
Ardea ibis
アマサギ


ヨーロッパの言語では「牛の鷺」と呼ばれるように、牛や馬が歩く後について、驚いて飛び出す蛙などを捕食します。
そんな手法、効果あるのかいな…!? と思ってたのですが、本来はイベリア半島、熱帯アフリカ、熱帯アジアに生息していたアマサギ、
世界中家畜の数の増えるのに従って、記録的な速さで全世界に分布域を広げたそうです。
ヨーロッパ・アフリカの基亜種は、19世紀の終わりに自力で大西洋を渡ってアメリカ大陸に到達。
1940年代には、アジアの亜種 coromandus もオーストラリアにたどりついて、一気に繁殖しました。
おそるべし「牛力」!?

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