Greater Honeyguide ♂, Masai Mara National Park (Kenia), august 2006
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ノドグロミツオシエのオス
地味な鳥ですがこの鳥の面白い習性について
アッテンボローが Life of Birds の中に詳しく記述しています(DVDもあり)。
ミツオシエは蜂の蜜や蝋が大好物。蝋を消化できる出来る唯一の動物だそうです。
けれども鳥はテリトリーを巡回して蜂の巣を発見しても自力ではこれを掘り出せません。
そこで助っ人を呼ぶのです。助っ人は蜜には目のない哺乳類ラーテル (Mellivora capensis)。
ラーテルの方は蜜は大好物ですが、地面を歩き回っているだけではなかなか蜂の巣を見つけることが出来ません。
彼はミツオシエの声を聞くとさっそくこれの後に付いて蜂の巣まで案内してもらい、巣を掘り起こしてふたりで分け合うそうです。
さらにケニア北部には、同じようにこの鳥とコミュニケーションを出来るようになった部族があり、鳥の声に従って
蜂の巣を見つけだし、必ずお裾分けを鳥に残していくそうです。
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